お土産Ⅸ

もともと団体行動は余り好きではない。(飽き易い性格が災い?)
上海でも黄浦江の遊覧を断って、単独行動にでる。
外灘観光隋道を渡り、対岸に向かう。
さらには、おとぎの国のシンボルのようなテレビ塔に登って見る(高いところは好き)
上海の夜景を見下ろす事が出来る。
不思議な街である。(昔も、少し前の時代も、現代も同居している)
人が作った町並みや建物が好きで、お寺やノスタルジックなビルも大好きなので、長い歴史を一度に見ることが出来る上海はとても面白い街だった。
沢山穴の開いた岩を集め、故郷を懐かしむ老父のために作ったと言う有名な庭園に案内された。
価値観の違いなのである。沢山穴の開いた大きな岩が最も高価だと紹介される。
それには何も感じず、傍らの大きな盆栽に興味を抱き、記念に写真を撮ったりする。
ただ、作った人の気持ちは分かるような気がする庭園だった。(これでもかぁ)
もう一つの楽しみ(上海蟹)。「おいおいこれかよ〜」期待はずれだった。
近所で取れる蟹の方が数段旨い。
だんだん記憶も遠のいて、感動も薄れて来た。
明日は、お土産シリーズ最終回にします。