お土産Ⅳ

真っ直ぐに伸びた高速道路は、国土の広さを感じさせる。
建設ラッシュのマンションは、国の勢いを見せつける。
都市には人が溢れ、道路にも自動車が溢れている。
一言で言えばすごいところだ。
上海に降りたら、霧が?ガス?砂?とにかくボ〜っとした空気が漂う。(風も無い)
突然、白内障になってしまったのか?と疑ってしまう。
仕方なく(車窓の景色も期待できない為)上海航空からプレゼントされたカップを取り出す。
と、言うか、最初から予定通りだけどね。
「みなさんにカップを配ります。いらない人は「ぶよぶよ」と言って下さいね」
「ぶよぶよ」=千円、千円と寄って来る路上販売を断る為にガイドが教えてくれた現地語(不要?の意味か?)
無事の到着を祝ってカンパ〜い!(どんな理由でも飲める)
ところが、上海から目的地の抗州までは、高速道路を飛ばしても3時間もかかるのであった。
その間、かろうじて見える外の景色は、ほとんど同じ。(退屈な時間だった)
時折「おっ!稲か?」「あれは、何を養殖しているのだろ」と言う声も聞こえるが、それも幾度と無く続くと、脳裡には届かない。
♪「上海〜疎州と汽車に乗り〜」♪汽車にも乗ってみたかったなぁ〜
旅先での最初の視察は、夕食となった。(飲んだ)
つづく。