お土産Ⅲ

天候は快晴。旅行日和。
あいかわらず狭い飛行機の中は、閉所恐怖症のわが身にはストレスが溜まる。
それでも窓際の席なので、外の景色は見える。(多少の気はまぎれる)
ところが、座席は大きな羽根の上だった(空しか見えない)
そうこうしている内に、銀翼は空に舞い上がった。(上海航空
客室乗務員は、一見して「中国人」と判断できる(美人)
「中国語」「英語」で機内案内をしているが、どうも両方共よく分からない(中国人の英語も聞き取りにくい)
もっとも私の英語なんぞもっと通じない。
機体が水平に安定した頃、飲み物のサービスが始まった。
オシボリを配って、次には、「上海航空」の名前入りカップが1個づつ届く(ここでピンと閃いた)
機内には、余るほどカップがあるはず・・・・。
飲み物サービスが終わって、尚且つ片付けも終了し、落ち着いた頃に活動開始である。
「さっきのカップを下さい」である。
「ワイン?」と聞いてくる。(客室乗務員)
「ノー」「カップが欲しい」(私)
飲み物を注文するお客は居るらしいが、中身はいらなくてカップのみくれ!と、言う人はまれらしい。
それでも、「OK」と、1個くれました。
「もっと欲しい」(私)
やさしい客室乗務員は、袋に入ったままくれました。(全部で28個)
これで、現地での心配は一つ消えました。(言葉の心配は無い)
さらには、清酒立山が気持ちよく喉を通っていきました。
(そだ。入国審査は、誠に簡単。質問も無かった)
次回から異国の思い出を・・・
つづく。