以外に良い天気

登山会情報Ⅲ
二日目は、午前1時に目が覚める。しかし、あまりにも早い。
大部屋なので、他人の足を踏まないようにそ〜っとトイレに行く(誰かの手を踏んだかも)
外は静かな夜である。
2時、3時、4時にも目が覚める。(おかげで5時以降が眠い)
朝食後、山小屋を出発する頃に雨が降り出した。(幸いな事にすぐに止んだ)
さて、今日の任務は?と、「先行してスノーブリッジを出来るだけ落としてくれ」と任務が向こうからやって来た。
よう〜し!最初に下山する班と早々に出発する事にする。
「バンザ〜イ」に送られ(朝日小屋恒例の儀式)下山を開始。(ここで、事件が発生しました)
先頭のリーダーが塗れた木道で足を滑らせ転倒。怪我をしたのです。
登山者からは血が出てる!大変だ!の声。
「ナヌ!急がば!!!私は、救急箱も持っております」
駆けつけようと走り出した途端に同じ木道でステン!!幸い、受け身が上手で??こちらは毛が(怪我)無い。
「口が開いてる。口が開いてる」の声。
ナヌ!怪我は口の中かい? 包帯をどう巻こう???(真剣に悩みました)
幸いなことに山小屋を出発した直後だったので、リーダーはすぐに引き返し、応急処置が出来ました。
怪我の場所は、左手の手のひら。そこの傷が開いている=「口が開いている」だそうです。
方言は難しい。手〜には、口なんかありませんやろ〜 チッチキチ〜 です。
その場は滑るので、後続の班には「木道を降りて歩くように」指示しました。(ここで、最後尾に)
教訓:雨の木道は滑ります。
最後尾から雪渓を降りて行くと、口の話を思い出し可笑しくて、もう一度派手に転びました。
教訓2:雪渓では考え事をしない。
夕日ヶ原に着く頃は、雨も上がり、ガスも晴れて、視界も良好に!
雨具を脱ぐ登山者を横目に、雪渓を滑り落ちる人の警戒をします。(当然、最前列付近で)
雪渓では、急な所は階段のようなステップが切ってあり、スムーズに降りれるはず(なんですが)
これが、なかなか旨く行かないんです。
つづく(あれ?太股のお話は?)滑ったぁ