最悪の天候Ⅱ

三國峠までの第1関門を無事に超えた事で一安心。
小蓮華山に向かうと風が後ろから押し上げる。
登りなのにつま先でブレーキをかけながら進む。(初体験)
さすがに馬の背の手前では立ち止まり、風を読んでからダッシュ!!
大分慣れてきた。(風と雨に)
小蓮華山付近で、昨日の雷鳥一家(6羽)と出会う。(今度はお見送りか?)
高度も低くなり、もう安心と思った大池の近くで強烈な風を食らう。(しかし、現地は広い大地)
左からの風上に向かって傾いて歩く(楽しんでいる)
あらら?、1m位前方を同じように傾いた雷鳥だ歩いている(3羽)
とっ 登山道の水溜りの前で立ち止まった(どうしよう?と考えているらしい)
そっと覗き込むと、顔に真っ赤い色が(疲れたときに出るクマにしては赤い。口紅にしては、位置が・・・?)
お互い首を傾けて顔を見る。(どうする?)
次の瞬間、彼は飛んだ(なんだぁ 鳥だぁ)
5m程前に行き、又歩き出した。(傾いて)
やるじゃないか雷鳥も・・(だんだん楽しくなって来た)
最悪の天候も悪くない。