慎重に、そして集中!

下山の直前に見たビデオでは、99名山を登頂された方が、剣岳で転落し、亡くなった事を言っていました。
なぜ?こんな場所で?
山岳警備隊の方々も首をひねっておられましたが、その答えのような事件が起きたのです。
それは、4合目を過ぎて(下り)3合目に向かう途中でした。
急に転倒し、仰向けになって谷側に逆さ吊になったのです(私が)
かろうじて右足首で階段に引っかかり、転落を免れましたが、その足首を捻挫したようです。
もっとも、その場所は、すぐ下に登山道がありましたので、落ちても何の心配も無い所なのですが、これが深い谷だったらと思うと「ぞっ」っとします。
骨粗しょう症ならば、足首の骨折も。
実は、転倒のその瞬間をまったく覚えていないのです。
考え事をしていたのです。(最後の階段(100段)は・・・・)
下山には細心の注意を払いながら一歩一歩確実に足を運ばなければならないとあらためて感じた次第です。
右足首は、大きく腫れあがったため安静を最優先に回復に努めた結果、その他の筋肉痛が激しくてロボットのようでした。
職場ではなるべく歩かないように、階段を上り下りしないように、安静3日。
真っ直ぐに着地すれば痛みが無くなったものですから、4日目には懲りずに山を目指したのです。
「いいかげんにせいや〜」です。
ですが、山はやっぱり良かったです。笑いながらの登山で腹筋を鍛えて来ました。
トイレも我慢しましたので括約筋も。(ちょっと逞しくなった。どこがじゃ!!)