山頂への不用な荷物をリュックから出していたせいもあり、自分の寝床には小物が散乱しておりました。
下山用に荷物をまとめ、それでも1時間くらい休息の時間が取れると横になったのですが・・・
すぐに「電話だ!」と呼び出されました。
下界から「ご来光は撮れたか?」の問い合わせでした。
そうでした。下でも心配してくれていたのでした。こちらは、あまりに見事な景色に満足して報告を忘れていました。
朝、5時には覚えていたのですが・・・
受話器にたどり着いた頃には同僚が返事をしてくれていました。(遅かった)
朝日小屋の前で参加者が何やら相談しています。
「あの〜 私、下りの足に自信が無いので少し早く出発して良いですか?」と言うもの。
良く道を間違えて遭難に繋がるパターンです。
「急ぐ必要はありませんから一緒に出ましょう」と言います。
が、一人、二人と意見が纏まり、参加者全員が早く出発したいと希望して来ます。(私ゃあと少しここに居たい)
下界は36度になると言ってるし〜 ぶつぶつ
じゃあ、少しだけ先に歩いて下さい。そして夕日ヶ原の入口(上の)で休んでいて下さい。
と、我がままを言って送り出し、私は急いで朝日小屋前のコーヒーをせがみました。
11人が一列で歩いて行きます。(大丈夫かなぁ?)
やはり一緒に出るべきです。(反省)
しかし、参加者の不安が的中しました。思いもよらず下山に苦戦したのでした。