演歌の世代?

子供達に「手作りの楽器で演奏をしてもらう」と言う企画があって、
その指導者たる大人の講習会があった。
出席者は、8人。
楽器の材料は、竹・バケツ・ポリタンク・空き缶・ダンボールなど。
製作は、さすがに手馴れたもので、5分もあれば音がでる。
「あっ 意外といい音が出るね」
「綺麗な音だね」
などと 解ったような会話が続く。
ところが、これを簡単な譜面どおりに演奏するとなると室内の空気が一変する。
うっすらと汗を浮かべて頑張るのだが・・・・
どうも気持ちがひとつにならない。
本番では、300人の子供達がこの企画に取り組む。
「大丈夫か?いや、指導者の方さ」
うむ。その心配ごもっとも。 
「つっ 次の講習会はいつでしょうか?」
その気持ち良く解る。
「当日、反省会するんだったね」
「おう、当然さぁ」 
この時は一つになった。