静かになった

子供の成長には驚かされる。
僅か4ヶ月前には、四つん這いで動き回るのがやっとだった孫が
今は、両足で歩き回り、片言の言葉まで発するようになっていた。
おまけに感情や恐怖などの意思も表現するようになった。
満面の笑みは、周囲を明るくし、泣き声は全ての大人を引きつける。
言葉を理解し、食事の量も多くなり、たった5日で一回り大きくなったような気さえする。
そんな娘一家が夏休みを終えて帰って行った。
爺と婆は、ほっと一息した。
帰った後、同じく帰省していた息子(娘の弟)の言葉が印象に残る。
「やはり、子供は生活の中心なんだね・・・」
息子は、もう少し親(私達)に甘えたかったのかなぁ
叔父さん!お前も頑張れ!
甥との時間を想い出に、息子も職場に戻って行った。