徐々に回復

手術の後、痛みを和らげる為に硬膜麻酔をします。
背中の何処か(自分では見えないので)細い管を差し込んで、肩の方にはタンクのような物を担いでいます。
麻酔液が少なくなるとDrが注射器で補給してくれます。
効果や副作用は人それぞれのようで、Drや看護師はさかんに質問してきます。(不都合は無いですか?)
私の場合は、右足の膝から腰にかけて感覚が無くなりました。(触っても感じません)
これが副作用かね?などと考えておりましたが、その他には何処も異常は無く快適な入院生活でした。
ある時、ふと触った右足に感覚が戻っています。(これは?・・・)
麻酔液が切れていました。(お腹の痛みはありません)
そこで、「この麻酔はもう必要が無いんじゃないでしょうか?」と思い切って発言し、Drの了解を得て取ってもらいました(手術の4日後でした。管は、あと1本となりました)
それで、ようやくシャワーの許可が出たわけです。(気持ち良かったなぁ〜シャワー)
ところが、驚きました!!!
なんと、お腹の傷は、おへそを中心に上下に真っ直ぐ後が付いています。(右下ではない)
さらには、金属のようなもので留めてあります(ホッチキスの針のような物)
何?これ?
あまり痛みを感じなかったので、何処をどうやって切ったのか気が付きませんでしたが、今はっきりと分かりました。
真ん中を切って、中身を取り出して、悪いところを切り取った後、又、収めたようなのです。
悪いところがたまたま右下だったと言う訳です。
なんにも知らずに寝ている間に起こったマンガのようなお話でした。
さらに恐いのは、このホッチキスの針をどうやって抜くの?
妻:「そのままじゃないの?」
私:「え〜 へその上下だよ!そんなところに金属があったら、益々「雷」が恐いじゃないかぁ」