奇異な事件の謎

我が住居がある地域は、自然豊かで(田舎で)野生の鳥獣も沢山見ることが出来ます。
猿(ニホンザル)も沢山いて、畑の作物を我が物顔で食べていきます。
農家の皆さんは、猿よりも真っ赤な顔をして怒りますが、向こうもさる(猿)る者で、なかなか効果的な対策はありません。
そこで、何匹か捕まえて、首に発信器(軽いもの)を付けて、その行動や習性などを探っています。
先日の土曜日に、仕掛けた罠(箱罠)に捕まりました(ジャガイモを餌に)
ちょっとだけ麻酔を打って、寝たところに発信器を取り付け、身長・体重やら年齢なども調査します。
専門の先生は、血液を少し抜いて、DNAなどを調べるそうです(我が町の猿は京都の猿と同じだそうです)
今回は、親子の猿が捕まりました。(今年生まれた小さな子猿とともに)
罠に近づくと、親猿がパニックになります(人間が怖い!)
そこで、しがみついている子猿をかんだり、踏みつけたり、もっとひどくなると投げ飛ばしたりします。
やっぱり人間でもいざとなったら、我が身が1番かわいいのでしょうか。
そうは思いたくないですね〜
最近、秋田で起きた事件は、猿並みに低下してしまった人間が起こした事件と思いたいです。
約半日、檻の中に閉じこめられて、怖い思い(餌も無く)をいた猿を野に帰す時に、弁当をあげる事にしました。
それは、我が家の台所にあったバナナです。
猿と言えばバナナでしょう。(たとえ、味を覚えても、近所の畑にはバナナはありませんし)
スーパーにも行くことはないでしょう。
檻の扉を開けてやると、小猿を抱えて森の中に消えていきました。(去る)