賢いのか?

良く見ると寂しがりやの怪獣。
誰かが通りかかると、後ろから追い越してゆく。
トイレに行こうとすると、ドアノブに飛び掛り、開けようとしているみたいだ。
寝転んでテレビを見ていると、足や手に飛び掛り沢山の傷を付けていくのも、かまって欲しいからだろう。
もっと素直な表現が出来ないものか。
息子にバックドロップを見舞われても、果敢に飛びついていく。
今朝も、出勤の足を両手で抱え込む姿は、「行くな〜」と言っているよう。
「おう!可愛い所もあるの〜」などと手を伸ばせは、「ガブリ」と噛み付いて行く。
まるでこちらが「猫だまし」に合ったようだ。
仕事で海の近くの集落に行くと、我が家の怪獣の親ではないか?と疑うそっくりさんがいる。
怪獣は、今頃何をしているのか?などと、不意に思ったりする。
こちらも「猫の目のように」気持ちも揺らぐ。
ようやく大人のような体になってきた。
怪獣は、雄だ。(お酢?)