北アルプス3大急登も表銀座への初挑戦からか足が軽い。
第1ベンチ、第2ベンチと快調に進む。
ところが、富士見ベンチで疲れ直しに飲んだアルコールが足先まで染み渡り、急激に苦悶の表情に・・・
体中のリラックスが筋肉までゆるめてしまったらしい。(美味しかった為、飲み過ぎた)
どうにか体勢を立て直して合戦小屋に到着してからは、何時もの絶好調に。(早いけどお昼食べようか?)
曇り空の天候もまあまだし、トイレの匂いが少し気になるけど。
昼食、コーヒータイムと長〜イ休憩の後、合戦沢の頭へ向かう。
雲が流れ、時折、北燕が顔を出す。(おお〜)
天空の城(ラピュタ)だ!(中年にもワクワク)
枯れ木がオオカマキリにも見え出す。
いよいよ燕山荘である。本で見たヨーロッパの建物にも見える。
従業員の皆様の丁寧な対応に満ち足りた気分になる。
定石どおり重い荷物を置いて、その日の内に燕岳・北燕へ向かう。(ホッホッホッと)
360度のパノラマは、爽快な気分にしてくれて、体中の悪菌が飛び出して行くようだ。(これだからやめられない)
燕岳は、沢山の人々が登った事がうかがえる(どの方向にも足跡がある)
反面、人の足によって削れて少し寂しい気持ちになる。
北燕に行こうか」気を取り直してもう少し足を伸ばしてみる。
「うん、ここは良い。」又またケーキにコーヒーを戴いて幸せな気分に浸る。(みかんも食べた)
おっ!足元のハイマツに蟻達がいる。(餌?あんの?)
ここは、2,700m地点だよ。(寒く無いのかな?)
こんな一日を過ごして、少年に戻った中年を実感している。