ほお

先日の日記で、昔の人達は良く「観察していたものだ」と書きましたが、もう一つ、驚きのお話。
毎月、父親の月命日に、お坊さんが来られます。
我が家は、浄土真宗大谷派です。
お線香を灰の上に置きますが、そのお坊さんいわく、「最近灰が無いのですよ」。灰?ですか?・・「ハイ」・・・ん!。
宗派によってはお線香を立てるあの灰です。
灰なんか何処にでもありそうなものですが・・・?
これも、ダイオキシン対策の為ですか?
いやいや、違うのです。
お線香を置く灰は、「お線香を燃やした灰でないといけないのです。」
杉の皮をただ燃やしただけではいけないそうなのです。
我が家では、母が毎日1本づつお線香に火を付けていますので、何とかありますが、その灰が無くなっているとおっしゃるのです。
なんと、あの燃えカスだと思っていた灰にも順番が・・いや、位があったのです。
そんな所まで気配りをする日本人て、なんとすばらしい民族なんでしょう。
灰とてうっかりと捨てる事は出来ませんよ〜。は〜い