成果抜群

展望所を何周も廻って見る。さらに上の屋上までも出る。風が強くて心配な部分もあるが、遠くまで見えて満足している。
しかし、その時は富士山はまだ見えなかった。
似顔絵は、順番待ち。前の家族は、小さな女の子を真中に若い夫婦が3人で書いてもらっている。
記念の一枚にしようとしているのだろう。
一枚1,500円、10年前も同じ値段だったと思う。ついつい一日何人の人が来るのだろう?などと計算している。(どうでもいいのに)
さて、遂に自分の番となる。(少々緊張)まずい!表情が硬くなる?
などと思っていたら、もう顔に現れてしまうだろうな。平静に・・
でも、何処を見ていよう?目の前に居るのは若い女性の画家。
こちらが顔を見るのも変だし、さりとて横を見る訳に行かないし。
前もこんなだったかなぁ。
出来た!しっかり「職業」の事も聞いてみた。う〜んそう見えるのか
少し満足な部分と複雑な気持ちも混じって席を後にする。
すると、近くでわずかな歓声が聞こえる。富士山が見えてきたのです
おお!思わず声が!美しい!丹沢の山並の向こうに白く雪を頂いた姿が見える。
眼下に見える街並みが草原ならば、これはまさに、江戸城天守閣から将軍が見た富士山だ!!!
時の将軍は、何時もこんな風景を楽しんでいたに違いない。
助さんや、今日の富士は、見事じゃのうホッホッホッ
(助)まっこと見事ですなぁ こんな日和には浜へでも参りましょう。とか なんとか 言って う〜ん いいなぁ
角さんや、あのガマ蛙の顔みたいな山はなんと言うのじゃ?
(角)ははっ。あれは、筑波の山にございます。
ほう、大きなガマが居るのじゃな ホッホッホッ
と、一人大満足をして集合場所に急いだのでした。
さあ、16時40分の新幹線に乗るぞぉ その前に弁当を買おう。
又々始まりました。さらに、信じられない事に、乗換えの時間を利用して長岡駅でもソバを食べました。
まったく実りの多い研修でした。(成長しました)