前進

朝から快晴に恵まれた。
遠くの山並がシルエットのように浮かびあがる。
稜線には、朝日小屋の三角の頭が見える(一段とはっきり)
空気のせい?視力(遠視)の変化?しばし考え事をしながら眺めていた。
まだ日の出前である。
山並の窓の都合であろうか、我家からは、清水岳、大地山、南保富士
と順番に光があたり始めた。
そして、朝日岳山頂付近に小さな輝き(揺れている)が現れ、それがみるみる大きくなって行く。
まさに御来光である。
何時も変わらない朝日のはずなのに、今朝のそれは強く感じるものがある。
「変われ!」と言う何かだろか? 答の解らない何か だろうか?