加齢臭の意味

「爺は仕事に行く」と言うと、
孫1は、玄関に走って行って、靴べらと車のキーを持って来てくれる。
荷物の整理をしている間中、傍で待っていてくれる。
誰が教えた訳でもないのに、どのように学習したのだろうか?
日に日に言葉も覚え、賢くなるような気がする。
身長も伸びた。
足も速くなった。
もう、大人になっても爺の事は忘れないだろう。
と、安心するのではなく、今日も爺の匂いを沁み込ませておこう。