2013-03-28 黄色 徒歩通勤の途中で、傍らの庭先に目を向けてみる。 そこには、むせかえるような春の匂いがあった。 昔、両親に連れられて苗のタネまきに行った時の匂いである。 そこには、スイセンが咲き誇り、土の匂いや新芽の息吹を感じる世界だった。 はっきりと情景を思い出せないものの、鼻が覚えている。 当時は、何を考えていただろう。 今のような暮らしを夢見る事も無く、何も考えず走り回っていたような・・ あの日・・・