雪は大した事ない

大きな山のおかげで、我が町は災害が少ないと言われている。
地震の記憶もあまりないし、台風だって直前で方向を変えて行く。
そんな故郷にも「災害は無い」訳ではない。
その一つが豪雨
大きな河川が暴れ出し、周辺の家屋も飲み込んだ歴史がある。
昔、そんな時の緊急連絡の方法は、太鼓だっとという。
言わば、暴れ太鼓である。
激しい雨にかき消されて、どの程度効果があったかは分からないが
現代のようにテレビもインターネットも電話すら無い時代に
最も効果的な方法として確立されていたのだろう。
今は、暴れ太鼓と言えば祭りの出しもののような風情であるが、
その昔は、重要な役割があったのだと知った。
5月に行われる予定の水防演習にこの太鼓が再現される。かもしれない。
ぜひ、激しい音色を聞きたいものである。
今日は、阪神淡路大震災が起きた日であるとニュースが言っていた。